UNNUN

2013年年末よりベルリン在住、日々のことを云々。

Er ist wieder da

少しサボり気味でした。

少し前ですが、ドイツでベストセラーになり、日本語にも翻訳されているEr ist wieder da(邦題:帰ってきたヒトラー)が映画化されたので見に行ってみました。

youtu.be

簡単に言うと2011年のベルリンで目覚めたヒトラーが、(本人なのに)ヒトラーのモノマネをしたコメディアンと勘違いされブレイクしていくというちょっと皮肉めいたコメディーものです。
ドキュメンタリーなのか完全に芝居なのか分からなくなる映像の作りが個人的にドキドキさせるポイントでした。

台詞理解度は…半々かな…。政治的な話になるとどうも難しい。
それでも、動きで笑える部分が結構あるのでそれなりに楽しめました。
もしかしたら、来年日本でも上映あるかもしれないですね。

それにしても、ドイツ人ってなぜみんなして大きいシネコン行くとデカいポップコーンやポメス食べるんだろう。

難民の子供からみるシリアとドイツ

時事ネタのカテゴリーではドイツのネット記事(主に新聞)で気になったものについて書いています。
8割私のドイツ語学習目的なので、訳が荒いのは愛嬌で。


ここ最近ニュースで"Flüchtlingen 難民"という言葉を聞かない日はない。というくらい毎日話題になってる難民問題。

そんな中、シリアからの難民の子供がパッサウ(ドイツのバイエルン州南端の都市)の難民受入れ施設で描いた絵を描いた絵が話題になっています。


その絵がこちら


以下文章は記事より


絵は酷い状態の祖国とドイツでの新しい生活の二つの世界が描かれていて、

シリアの国旗が書かれた半分には壊された家、バラバラにされた手足や死体が地面に転がり、道は封鎖され、杖を持った子供の足は切断されている。

ドイツの国旗が描かれたもう半分には大きな家とそこへとつづく道、トランクケースを持った人、ドイツ国旗とPolizi(ドイツ語の警察)にはそれぞれ赤いハートマークで囲まれている。

 


フレイユングの連邦警察局代表トーマス・シュヴァイクル氏は「このように子供が両方の世界を見ているということは辛いことだ。」とコメントした。

 
この絵は現在パッサウの難民受入れ施設の待合所に飾られているとのこと。

 

どこの都市出身で何歳の子供かは明かされず、ただ家族とともにドイツに来た子供だということのみ発表されたが、
小さな作者の少年は下のサインからモハメッドという名前ではないかと推測されている。


ドイツとオーストリアの国境に位置するパッサウでは日に1000人の難民がドイツに入国し、シリアからの戦争難民の一部にはシリアでの体験に精神的ショックを受けている者もいる。

元記事はこちら

www.spiegel.de

救急車のサイレン

電車の中で、小さい男の子がおもちゃの救急車をもって遊んでた。

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どう頑張って聞いても「にーのーにーのー」って言ってた。


ちなみにサイレンのオノマトペ、日本語の「ピーポーピーポー」に相当するドイツ語は

「Tatü tata(ターテューターター)」だそうです。


実際の音はこちら↓

youtu.be

全然そんな可愛い音に聞こえないけれど。

 

 

Neue Heimat封鎖の危機

時事ネタのカテゴリーではドイツのネット記事(主に新聞)で気になったものについて書いています。8割私のドイツ語学習目的なので、訳が荒いのは愛嬌で。
フリードリヒシャイン・クロイツベルク地区の地区参事会がNeue Heimatの建築許可の拒否とレンタルスペースの封鎖を命じたそう。

Neue Heimatとは

Neue Heimat


Sバーン・Warschauer Straße駅のとなり、RAW-Gelände(昔の工場跡の建物を使ってイベントハウスや飲食店などをしている娯楽施設)内にあるフードマーケットやデザインマーケット、ライブを行っている施設です。


騒音の通報を理由に建築許可を拒否されているそう。

Neue Heimat側は
”従来の利用が出来なければ立ち退きの危機に直面する。黙認では解決にならない。私たちは支援者と(未来への)見通しを見失ってしまう。
私たちはこれに立ち向かい、オンラインで署名を呼びかけをおこなっています。”

これを受け入れてしまうと、他のRAW-Geländeにもきっと影響が出るでしょう。
私も好きな場所なので、どうかこのまま続けてほしいです。

ちなみに、今月13日に最後のフードビレッジマーケットが12時から行われるそう。


元記事はこちら(修正されたようで少し内容が変わっています。)

www.berliner-zeitung.de