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2013年年末よりベルリン在住、日々のことを云々。

難民の子供からみるシリアとドイツ

時事ネタのカテゴリーではドイツのネット記事(主に新聞)で気になったものについて書いています。
8割私のドイツ語学習目的なので、訳が荒いのは愛嬌で。


ここ最近ニュースで"Flüchtlingen 難民"という言葉を聞かない日はない。というくらい毎日話題になってる難民問題。

そんな中、シリアからの難民の子供がパッサウ(ドイツのバイエルン州南端の都市)の難民受入れ施設で描いた絵を描いた絵が話題になっています。


その絵がこちら


以下文章は記事より


絵は酷い状態の祖国とドイツでの新しい生活の二つの世界が描かれていて、

シリアの国旗が書かれた半分には壊された家、バラバラにされた手足や死体が地面に転がり、道は封鎖され、杖を持った子供の足は切断されている。

ドイツの国旗が描かれたもう半分には大きな家とそこへとつづく道、トランクケースを持った人、ドイツ国旗とPolizi(ドイツ語の警察)にはそれぞれ赤いハートマークで囲まれている。

 


フレイユングの連邦警察局代表トーマス・シュヴァイクル氏は「このように子供が両方の世界を見ているということは辛いことだ。」とコメントした。

 
この絵は現在パッサウの難民受入れ施設の待合所に飾られているとのこと。

 

どこの都市出身で何歳の子供かは明かされず、ただ家族とともにドイツに来た子供だということのみ発表されたが、
小さな作者の少年は下のサインからモハメッドという名前ではないかと推測されている。


ドイツとオーストリアの国境に位置するパッサウでは日に1000人の難民がドイツに入国し、シリアからの戦争難民の一部にはシリアでの体験に精神的ショックを受けている者もいる。

元記事はこちら

www.spiegel.de